こんにちは。ランニングアドバイザーの「TAKE」です。
ランニングを始めて少し経ち、3kmや5kmは気持ちよく走れるようになったけれど、いざ「10km」という大台に挑戦してみると、想像以上にきついと感じていませんか。特に7kmを過ぎたあたりで急に足が重くなり、息は何とか続くのに筋肉が動かない、あるいは単なる筋肉痛とは違う場所の鋭い痛みに不安を覚えることもあるかもしれません。
私自身も40代でランニングを再開した当初、学生時代のイメージのまま平均タイムを気にして無理なペースで走り、膝を痛めて整形外科のお世話になった苦い経験があります。「自分はもう若くないのか」「ランニングに向いていないのではないか」と落ち込んだことも一度や二度ではありません。
しかし、実はランニングの10kmがきついと感じるのには、根性論ではない明確な生理学的な理由があります。初心者の方や、適切なエネルギー管理を知らないまま走っている方にとっては、10kmは身体の仕組み上、どうしてもぶつかる「壁」が存在する距離なのです。この記事では、気合いに頼らず、身体の仕組みに基づいた対策や、怪我なく継続するための具体的なコツを、私の失敗談も交えながらお伝えします。
- 10km走の後半に急激に足が止まる「エネルギー枯渇」の正体と対策
- 怪我を防ぎながら完走するための「歩く」を取り入れた賢い戦略
- ガス欠を防ぐために走る前に食べるべき「コンビニおにぎり」の効果
- 40代からのランニングを長く健康的に楽しむためのマインドセット
ランニング10kmがきついと感じる正体とは
「5km走れたから、その倍走ればいいだけでしょ?」と考えて単純に距離を伸ばすと、多くの場合痛い目を見ることになります。かつての私もそうでした。実は10kmという距離は、人間の身体が筋肉や肝臓に蓄えているエネルギーの限界ラインや、着地衝撃の物理的な蓄積が表面化しやすい、非常に絶妙で厄介な距離なのです。「きつい」と感じるのはあなたの気合いや忍耐力が足りないからではなく、身体の中で起きている化学的な変化や物理的なダメージが原因であることがほとんどです。ここではまず、そのメカニズムを正しく理解し、敵の正体を暴いていきましょう。
【免責事項:無理のない範囲で実践してください】
本記事で紹介しているトレーニング方法やケアは、ランニングアドバイザーとしての知識に基づきますが、効果には個人差があります。
痛みや違和感がある場合は直ちに中止し、専門医にご相談ください。当サイトの情報を参考に行ったトレーニングによって生じた怪我・事故について、著者は一切の責任を負いません。
7kmの壁と筋肉痛が起きる場所の原因

多くのランナーが口を揃えて言うのが、魔の「7kmの壁」です。スタートから半分を過ぎ、残り3kmという地点で、まるでスイッチが切れたかのように急にガクンとペースが落ちたり、足が鉛のように重くなって前に出なくなったりする現象です。
これは、体内の「グリコーゲン(糖質エネルギー)」が枯渇し始めるサインである可能性が極めて高いです。私たちの筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲンの量には限りがあります。特に仕事終わりで夕食前に走る場合、昼食から時間が空いているため、体内のエネルギー残量は元々少なくなっています。その状態で10km(約60分〜70分の運動)を走ると、ちょうど7km付近で体内の糖質が底をつき、ガス欠状態、いわゆるハンガーノックの初期症状に陥りやすくなります。
生理学的には、運動のエネルギー源として「脂肪」と「糖質」が使われますが、ペースが速すぎたり、長時間の運動になったりすると、即効性のある糖質が優先的に消費されます。この糖質が枯渇すると、身体は筋肉を分解してエネルギーを作ろうとするため、急激な疲労感に襲われるのです。詳しくは厚生労働省のe-ヘルスネットなどでも解説されていますが、有酸素運動におけるエネルギー代謝の仕組みを理解することは、40代ランナーにとって必須の教養と言えるでしょう。(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット『有酸素性エネルギー代謝』)
また、筋肉痛や痛みが出る場所にも特徴があります。初心者の場合、着地衝撃を吸収する太ももの前側(大腿四頭筋)や、地面を蹴り出そうとするふくらはぎ(下腿三頭筋)に疲労が集中しがちです。ランニングフォームが安定していないと、膝の外側(腸脛靭帯)や足裏(足底筋膜)などに局所的な負荷がかかり、「心地よい疲労」を通り越して「危険な痛み」として現れるのです。
私も以前、空腹で気合いだけで走り出し、7km地点の歩道橋がどうしても登れなくなり、残り3kmをトボトボ歩いて帰ったことがあります。あの時の情けなさと絶望感は忘れられませんが、あれは私の「体力不足」ではなく、単なる「エネルギー切れ(燃料補給ミス)」だったのだと、食学を学んだ今ならはっきりと分かります。
40代の平均タイムと目指すべき基準
「みんなはどれくらいで走っているんだろう?」と、同年代の平均タイムが気になるのは当然です。一般的に、40代男性が10kmを走る場合の平均タイムは、ある程度ランニング習慣がある人で「55分〜65分」程度と言われています。市民マラソン大会の上位層であれば40分台も珍しくありませんが、これはあくまで「継続してトレーニングを積んでいる人」の数字です。
ここで強くお伝えしたいのが、「他人や過去の自分と比較しない」ということです。私たち40代は、20代の頃に比べて基礎代謝が落ち、筋肉の質も柔軟性も変化しています。いきなり「60分切り(サブ60)」のようなキリの良い数字を目指してハイペースで突っ込むと、心拍数がレッドゾーンまで上がり、後半に失速して地獄を見ることになります。
特に初心者が陥りやすいのが、前半に貯金を作ろうとしてオーバーペースになる「突っ込み型」の走り方です。これは後半の失速を招くだけでなく、心臓への負担も大きいため推奨できません。40代からのランニングにおいて、目指すべき基準は「タイム」ではなく、「翌日も元気に仕事ができること」です。
まずは「70分かかっても、80分かかっても、笑顔でゴールできた」なら、それは素晴らしい成果です。タイムは後から勝手についてきます。まずは「完走(途中で歩いてもOK)」を目標にし、走り終わった後に「気持ちよかったな、ビールが美味そうだな」と思える余裕を残すこと。これが私たちパパランナーが長く走り続けるための鉄則です。
膝の痛みは怪我か疲労か見極める
ランニング中に膝に違和感を覚えたとき、それを「乗り越えるべき壁(トレーニング効果)」と捉えるか、「休むべきサイン(故障の前兆)」と捉えるかで、あなたのランナー寿命が決まると言っても過言ではありません。この判断を誤ると、数ヶ月、あるいは年単位で走れなくなることもあります。
特に10km走で頻発するのが、膝の外側が痛む「腸脛靭帯炎(ランナー膝)」や、膝の内側下が痛む「鵞足炎(がそくえん)」です。これらは筋肉痛とは異なり、着地のたびに靭帯や腱が骨と擦れて炎症を起こすものです。走り続ければ治るどころか、確実に悪化します。
痛みのセルフチェックポイント
- 筋肉痛・疲労:太ももやふくらはぎの筋肉全体が張っている感じ。お風呂で温めたりストレッチをすると楽になる。 → ケアして継続可。
- 故障・怪我:関節の一点が鋭く痛む(ズキズキ、ピリッとする)。階段の上り下りで痛む。走り始めは平気だが距離を踏むと痛くなる。 → 即中止してアイシング(冷却)。
もし「関節の鋭い痛み」を感じたら、勇気を持ってランニングを休みましょう。目安としては、痛みが完全に消えるまでウォーキングや水泳などに切り替えるのが賢明です。「3日休んだら走力が落ちて走れなくなる」なんてことは絶対にありません。むしろ、無理して走って炎症を慢性化させ、3ヶ月走れなくなるリスクの方が何倍も怖いです。40代の身体は、修理に時間がかかることを忘れないでください。
ダイエット効果が出ない時のチェック点
「10kmも走れば劇的に痩せるだろう」と期待して始めたのに、体重計の数字が変わらない。むしろ増えている…なんてことはありませんか? 実はこれ、ランナーあるあるであり、多くの人が陥る「ランニング・パラドックス」です。
最大の原因は、走った後の「ご褒美」によるカロリーオーバーです。10km走ると達成感もあって、自分を甘やかしたくなりますよね。キンキンに冷えたビールと、揚げ物やラーメン。最高に美味しいですが、冷静に計算してみましょう。
ランニングの消費カロリーの目安は「体重(kg) × 距離(km)」です。体重60kgの人が10km走って消費できるのは約600kcal程度。これは、ビール中ジョッキ2杯とおつまみ少々、あるいはカツ丼一杯であっという間に相殺されてしまいます。「プラスマイナスゼロ」ならまだ良いですが、運動後は食欲を増進させるホルモン(グレリン)が分泌されるため、無意識に食べ過ぎて「プラス」になってしまうことが多いのです。
また、きつい運動をした反動で、普段の生活活動量(NEAT:通勤で歩く、階段を使う、家事をする等のカロリー消費)を無意識に下げてしまうこともあります。「今日は走ったからエスカレーターを使おう」「ゴロゴロしよう」という思考が、トータルの消費カロリーを下げてしまうのです。食事を楽しむのはランニングの醍醐味ですが、「ご褒美の量」と「走った距離」のバランスが取れているか、一度冷静に見直してみると良いでしょう。
毎日走るべき?適切な頻度と休息
真面目な性格の方ほど「毎日走らないとサボっている気がする」「1日休むと走力が落ちる」と考えがちですが、市民ランナーが10kmという距離を毎日走る必要はありません。むしろ、毎日走ることは百害あって一利なしの場合すらあります。
トレーニングによって破壊された筋繊維が修復され、元の状態より強くなる現象を「超回復」と呼びますが、これには通常24時間〜48時間の休息が必要です。特に40代を超えると回復速度は遅くなるため、毎日走って疲労を蓄積させたままでは、パフォーマンスが上がらないどころか、慢性的な疲労骨折やオーバートレーニング症候群を招くリスクが高まります。
推奨される頻度は「週に2〜3回」です。例えば、平日の水曜日に1回、週末の土曜日に1回の計2回でも、健康維持や基礎体力の向上には十分効果があります。走らない日は「何もしない休み」ではなく、「回復という重要なトレーニング」をしていると考えてください。
もし「何かしていないと落ち着かない」という場合は、軽くウォーキングをしたり、プールで泳いだり、入念なストレッチを行ったりする「アクティブレスト(積極的休養)」を取り入れるのがおすすめです。血流を促して疲労物質の除去を早める効果があり、次のランニングの質を高めてくれますよ。
ランニング10kmがきつい時の克服戦略
ここまでは「なぜきついのか」という理由をお話ししましたが、ここからは具体的に「どうすれば楽に、気持ちよく走れるか」という戦略をお伝えします。これらは私が実際に試し、効果を実感した、精神論ではないロジカルな方法ばかりです。少しの工夫と知識武装で、10kmという距離の見え方がガラッと変わりますよ。
初心者におすすめの練習メニューとLSD

10kmを走り切るスタミナをつけるために、私が最もおすすめしたい練習メニューが「LSD(Long Slow Distance)」です。直訳すると「長く、ゆっくり、距離を走る」という意味になります。速く走る練習ではなく、長く体を動かし続けるための土台を作る練習です。
LSDの最大のポイントは、「おしゃべりができるくらいのペース(ニコニコペース)」を絶対に守ることです。キロ何分というペースは気にせず、隣に友人がいると仮定して、息切れせずに普通に会話ができるくらいの速度で走ります。早歩きより少し速いくらいで構いません。
このペースで60分〜90分、時間をかけて身体を動かし続けます。これにより、身体中の毛細血管が網の目のように発達し、酸素を筋肉の隅々まで運ぶルートが開通します。また、エネルギー生産工場であるミトコンドリアが増殖し、疲れにくい「遅筋」が鍛えられます。「こんなに遅くて練習になるの?」と不安になるくらいゆっくりで大丈夫です。このLSDで基礎的なスタミナの土台ができると、10kmの後半でも心拍数が上がりにくくなり、驚くほど楽に走れるようになります。週末の朝など、時間がある時にぜひ取り入れてみてください。
ペース配分とあえて歩く勇気を持つ

「一度走り出したら、ゴールするまで歩いてはいけない」「歩いたら負けだ」。そんな風に自分を縛っていませんか? いえいえ、そんなことはありません。むしろ戦略的に「歩き」を混ぜることで、トータルのタイムが良くなり、疲労も激減することがあります。
これは、アメリカのオリンピック選手ジェフ・ギャロウェイ氏が提唱する「Run-Walk-Run」と呼ばれるメソッドで、例えば「4分走って1分歩く」をセットにして繰り返すというものです。重要なのは、完全に疲労困憊になる前に、計画的に歩くことです。
早めに歩きを入れることで、心拍数を落ち着かせ、筋肉への乳酸の蓄積をリセットできます。10kmを通して一定のペースで走り続けるよりも、筋肉へのダメージを分散できるため、後半の「足が動かない」という事態を防げます。また、「次の休憩まであと3分頑張ろう」という短期的な目標ができるため、メンタル的にも非常に楽になります。
私も体調がイマイチな日や、久しぶりの長距離走では、最初からこのスタイルを取り入れています。ゴール後の疲労感が全く違うので、翌日の仕事にも響きません。「サボるために歩く」のではなく、「最後まで質の高い走りをするために歩く」。この発想の転換を持っておくと、10kmへの恐怖心が消え、気持ちがずっと楽になりますよ。
走る前の食事とおにぎりの重要性

先ほど「ハンガーノック(ガス欠)」の話をしましたが、これを防ぐ最強にして最も手軽なアイテムが、コンビニでも買える「おにぎり」です。特に梅、鮭、昆布などがおすすめです。
【ご注意:摂取について】
紹介している栄養情報やサプリメントの活用法は、一般的な食学の知識に基づいています。アレルギーや持病をお持ちの方は、必ず医師や薬剤師にご確認の上、ご自身の体調に合わせて取り入れてください。
ランニングの主役となるエネルギー源は糖質(炭水化物)です。朝食や補給食として、パンや菓子パンを選ぶ方も多いですが、パンにはバターやマーガリンなどの脂質が多く含まれています。脂質は消化吸収に時間がかかり、走っている最中に胃もたれや脇腹の痛みを引き起こす原因になることがあります。その点、おにぎり(お米)は脂質が少なく、消化が良く、スムーズにグリコーゲンとしてエネルギーに変わってくれます。
理想的なタイミングは、走り出す1時間〜2時間前におにぎりを1個〜2個食べておくことです。もし仕事帰りで時間がなければ、消化の早いバナナやエネルギーゼリー(ウィダーinゼリーなど)でも構いません。絶対に避けてほしいのは「空腹状態」で10kmに挑むことです。それはガソリンランプが点滅した状態で高速道路に乗るようなもの。しっかりと燃料を補給してからスタートラインに立つことが、後半の「きつさ」を軽減する一番の近道です。
おすすめシューズと厚底の選び方

「弘法筆を選ばず」と言いますが、ランニングにおいて道具選びは極めて重要です。「道具に頼る」のも立派な戦略です。特に10kmという距離では、シューズの性能が足への疲労度を大きく左右します。初心者の方や膝に不安がある40代ランナーには、クッション性の高い、いわゆる「厚底シューズ」がおすすめです。
厚みのあるミッドソールが着地衝撃を吸収してくれるため、物理的に脚や膝へのダメージが減ります。アスファルトの上を1万歩以上着地し続けるわけですから、クッションは厚いに越したことはありません。ただし、注意点があります。テレビでトップ選手が履いているような「カーボンプレート入り」のレーシング用厚底シューズは避けたほうが無難です。あれは反発力が強く、速く走るためのバネのようなものなので、それを制御する体幹や筋力がないと、かえって足を痛める可能性があります。
選ぶべきは、「クッション性と安定性(スタビリティ)」を重視したジョギングモデルです。着地した時にグラグラしない、サポート機能がしっかりしたものです。スポーツショップで足型計測(足の長さ、幅、甲の高さ)をしてもらい、店員さんに「10kmをゆっくり、怪我なく完走したい」と明確に伝えて選んでもらうのが一番の近道です。自分に合ったシューズは、あなたの足を下から支えてくれる最高のパートナーになります。
便利なポーチで快適に走る工夫
意外と見落としがちなのが、「荷物をどうするか」問題です。スマホや家の鍵、小銭などをウインドブレーカーやズボンのポケットに入れて走ると、ガサゴソと揺れて邪魔になり、フォームが崩れる原因になります。左右のバランスが崩れたり、揺れが気になって集中できなかったりすることが、地味ながら強力なストレスになり、「きつい」と感じる要因の一つにもなります。
そこで活用したいのが、ランニング専用のウエストポーチです。身体にピタッと密着して揺れない伸縮性のある素材のものを選べば、荷物の重さをほとんど感じずに走れます。最近は腹巻きタイプのものや、スマホ専用のポケットがついたパンツなども販売されています。
また、夏場の10km走では水分補給が必須です。500mlのペットボトルが入るポーチもありますし、重くなるのが嫌なら、コース上に自動販売機や水飲み場がある公園を選ぶのも良いでしょう。「喉が渇いたな」と感じた時点ですでに脱水は始まっています。いつでも給水できる安心感があれば、精神的な余裕も生まれます。「たかが10km」と思わず、装備を整えることで快適さは劇的に向上します。
ランニング10kmがきついなら楽しむ工夫を
最後に、10kmを続けるための一番の秘訣をお伝えします。それは「楽しむこと」です。トレーニングだと思うと苦行になりますが、エンターテインメントだと思えば時間はあっという間に過ぎます。「今日はタイムを計るぞ」と意気込む日があっても良いですが、毎回それでは心が持ちません。
時には時計を外して、好きな音楽やポッドキャスト、オーディオブックを聴きながら走ってみたり、いつもと違う景色の良いコースを選んでみたりしてください。骨伝導イヤホンなら周囲の音も聞こえて安全ですし、音楽のリズムに乗ることで自然と足が前に出ることもあります。
私も、どうしてもやる気が出ない日は「隣駅の美味しいパン屋さんまで走って、パンを買って電車で帰る」という「片道ご褒美ラン」をすることがあります。これなら遠足気分で楽しく走れますし、帰りの電車で食べるパンの味は格別です。
「きつい」と感じるのは、あなたが自分の限界に挑戦し、真剣に向き合っている証拠でもあります。でも、どうか無理だけはしないでください。私たちはプロのアスリートではありません。長く、細く、怪我なく走り続けることこそが、市民ランナーにとっての最大の勝利です。賢く対策して、10kmの壁を笑顔で乗り越えていきましょう!
この記事に関するよくある質問
Q毎日走らないと体力は落ちてしまいますか?
いいえ、落ちません。むしろ毎日走って疲労を溜めるよりも、週2〜3回の頻度でしっかりと休息(超回復)を取り入れながら走る方が、長期的な体力向上につながります。休むこともトレーニングの一部です。
Q膝が少し痛むのですが、サポーターをして走れば大丈夫ですか?
痛みの種類によりますが、鋭い痛みがある場合は走るのを控えるべきです。サポーターはあくまで補助であり、怪我を治すものではありません。痛みを誤魔化して走り続けると症状が悪化する恐れがあるため、まずは安静にして炎症を抑えることを優先しましょう。
Q10km走るのに水分補給は必要ですか?
はい、季節を問わず必要です。特に夏場は必須ですが、冬場でも呼気や不感蒸泄で水分は失われます。脱水はパフォーマンス低下だけでなく命に関わることもあるため、走る前の給水に加え、可能であれば途中での一口給水、もしくはゴール直後の水分補給を必ず行いましょう。
まとめ:ランニング10kmがきつい壁を越えて
この記事では、ランニングの10kmがきついと感じる原因と、それを乗り越えるための具体的な戦略についてお伝えしてきました。「きつい」の正体は、気合い不足ではなく、エネルギー切れや身体的な負荷によるものがほとんどです。自分の身体の声を無視せず、適切な栄養補給と休息、そして「歩く勇気」を持つことで、10kmは「苦行」から「達成感のある楽しい時間」へと変わります。
私たち市民ランナーのゴールは、大会で優勝することではなく、健康で充実した毎日を送ることのはずです。焦らず、他人と比較せず、昨日の自分よりも少しだけ前に進めたことを褒めてあげてください。今日学んだ知識を一つでも取り入れて、次のランニングが少しでも楽に、楽しいものになることを願っています。それでは、またコース上でお会いしましょう!

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